• 文化芸術賞 4名
  • 地域文化功労賞 4名
  • 県民文化祭芸術賞 1名
  • 県文協奨励賞 5名

文化芸術賞
福井県文化の普及発展に永年にわたり尽力し、中堅的な芸術活動を行ってきたもの
今井 藍雪(いまい らんせつ)     (書道)(63歳) 勝山市
子供の頃より西山隆崖先生に師事を受け、王義之を基本に明清の書を学びながら県内外に作品を発表している。現在、日展会友、また、読売書法展ならびに、日本書芸院では、理事として審査員を務め、日本墨書会副会長、彩風会理事長として後進の指導に当たっている。
奥田 健雄(おくだ たけお)     (吹奏楽)(67歳)越前市
県吹奏楽連盟理事長・会長、県中教研音楽部会長等を歴任。武生三中、武生一中、武生東高吹奏楽部、ソノーレ・ウィンドアンサンブルを全国大会に導く。現在は、越前市民音楽祭実行委員長、ソノーレ団長、ジュニア合唱団“こうのとり”団長等の役職を務める傍ら、県内中高吹奏楽部の指導に取り組んでいる。
大塚 邑紅(おおつか ゆうこう)    (俳句)(93歳) 南越前町
20代より俳句を始め、「天狼」・「狩」・「若狭」に拠る。
平成2年句会「春駒」を立ち上げ現在に至る。
村田 (むらた )    幸子(さちこ)    (茶道、華道)(83歳) 福井市
学校茶華道として福井高校、福井工業大学非常勤講師として務め、フクイアカデミー、福井新聞文化センター、カルチャセンター、地域の公民館で指導、ふくいアーティストクラブに所属し慰問、展示、茶会に毎回参加。吉祥会副会長、全国吉祥会代議員、静風流理事。
地域文化功労賞
地域文化の普及発展に20年以上努力し、顕著な功績をおさめたもの
水上 啓治(みずかみ けいじ)  (俳句)(88歳) 越前市
福井県武生高等学校卒業。俳句を30歳代で始めて俳句生活60年余りの現役俳人。現代俳句協会福井支部幹事の役職を務める。平成28年より福井県俳句会「幹」の代表を務める。越前市俳句連盟の役員を21年間に渡り歴任、現在副会長。地元俳句会では30年以上講師。
墨崎 洋典(すみさき ようすけ)  (市町文協会長)(81歳) 越前市
昭和45年武生番傘川柳会創設を皮切りに市民文学祭、同人誌フラココ発刊、劇団運営に永年携わっている。平成27年越前市文化協議会会長。令和4年県文化協議会理事となり「第31回県市町文協選抜芸能祭」を企画運営、長年にわたり地域文化の向上に寄与した。
鯖江茶道連盟(さばえさどうれんめい)        (市町文協・茶道) 鯖江市
昭和55年鯖江茶道連盟設立当初より、つつじ祭茶会鯖江地区文化祭での茶会の実施や、又10年前より西山公園「松堂庵」において年10回の呈茶席等市民との交流を持ち伝統文化にふれてもらえる様会員が協力し合い活動している。
信谷 冬木(しんたに ふゆき)  (市町文協・俳句)(79歳) 小浜市
小浜市文化協会、小浜市俳句作家協会の諸事業を通じて俳句の普及に努め、NHK学園俳句添削講座講師、「雲の浜句会」講師などとして後進の指導育成に尽力した。俳人協会福井県支部幹事、福井県俳句作家協会幹事、小浜市俳句作家協会会長、小浜市文化協会副会長。
県民文化祭芸術賞
その年に開催された「ふくい県民総合文化祭」の主催行事および参加行事その他において優秀な芸術作品を発表したもの
吾田 小夜あずた さよ     (書道)(80歳) 福井市
平成8年に若越書道会同人に合格、現在は参与として在籍。平成10年に福井県書作家協会会員となり現在は推薦参事として在籍。福井書人連盟では、現在財務理事長を務めている。県内展覧会の審査員を務め、中央に於いては、読売書法会幹事、新書派協会会員として書壇の発展に貢献している。
県文協奨励賞
将来を大いに期待できる芸術活動を行っているもの
山﨑 美雪(やまざき びせつ)  (書道)(65歳) 坂井市
新書派協会会友、福井県書作家協会会員、若越書道会師範、書玄会理事。所属する書玄会においては社中代表としての役割をこなし、潤滑な運営に貢献している。県内外の書道展はもとより、中央展の出品にも力を入れ、入選、入賞も果たしている。
髙田 春風(たかだ しゅんぷう)     (書道)(54歳) 福井市
幼い頃より日本墨書会に所属し、野村春光先生の指導を受ける。長年中央書壇の日本書道美術院展、毎日書道展で作品を発表。毎日展では「毎日賞」を受賞し会員に昇格した。福井県書作家協会業務主任、福井書人連盟の役員として展覧会の運営に携わる。
藤井 憬花(ふじい けいか)  (書道)(66歳) 福井市
読売書法展、謙慎書道会展を中心に中央書道展に積極的に出品し数多くの実績を残している。県内書壇においては、書人連盟理事として書法展運営に参画協力し後進の模範として活躍してきた。
梅田 宗典(うめだ むねのり)  (吹奏楽)(57歳) 敦賀市
吹奏楽とマーチングの両方の活動を長年支え、両方の活動において福井県の代表として全国大会等何度も上位大会に出場した。また、嶺南地区の吹奏楽指導者をまとめる存在として、常にリーダーシップをとって活動を支えてきた。現在、嶺南地区吹奏楽連盟理事長。
中道 佳宏(ひろなか みちよし)          (市町文協・書道)(55歳) 小浜市
平成10年度より小浜市文化協会理事を務め、現在は同美術工芸部長、若狭書道連盟事務局長、小浜市美術展実行委員長。県立若狭高等学校教諭(書道)として勤務する傍ら、地域の文化振興に努め、特に書道と異分野交流のコラボレーションを推進している。